『ありがとう、好きを出し惜しみしないで伝える』
これがおふたりの結婚式のコンセプトでした。
◇コロナの影響による変遷
普段からお互いに対して、また大切な人たちに対してもこの気持ちを大切にしていたふたりの結婚式。
そんなふたりだから友人も多く、100名以上のゲスト参加の予定でした。
しかし、突然のコロナ禍。
長引くコロナの影響で延期、縮小を繰り返しまして、
2020年末、フォトウェディングへの決断をしました。
◇結婚式への想い
コロナのせいとは言え、おふたりが度重なる苦渋の決断を強いられてるのを側で感じてきましたので、
私自身は「妥協でやったフォトウェディングなんてことにはしない。ふたりだけのフォトウェディングをやってよかった」と思ってもらえるように尽力しました。
この思いが通じたからか、フォトウェディングと決めてからも要望をたくさん言ってくださいました。
たっぷり時間を使って、和装も洋装も撮影したい!
せっかくならと、1日つきっきりのダイジェストムービーも提案いたしました。
正直、最初は照れ臭くてはぐらかされていたんですが、親御様へのお手紙も書いていただきました。
◇フォトウェディング当日
まずは和装の撮影から。
場所は東京タワーをバックにすることも可能な、緑あふれる増上寺。
リラックマがとても好きで、偶然にも白無垢と袴のリラックマがいたので、ペアルックに。
ここで、おふたりにそれぞれ相手に向けた手紙を読んでいただきました。
ありのままの出し惜しみない愛がスタッフたちにも伝わってくる、素敵な時間でした。
和装のままホテルのガーデンにて撮影を行い、
そのまま神前式へ。
ふたりだけの神前式でしたが、新郎新婦が幼い頃から大切にしていたぬいぐるみを
列席者の席に特別に置かせていただき、朗らかになりました。
そこから洋装へ着替えまして、
これも特別にチャペルでも撮影を行いました。
教会式さながらの進行で思う存分撮影させていただきました。
これもふたりだけだからこそ、できたことです。
最後に洋装をガーデンにて撮影。
開放感あふれる中、華やかに喜ぶ新婦様を見て、本当にできてよかったと思いました。
撮影終了後、おふたりがハグしてる写真がとても素敵で心に残っています。
◇おふたりから
コロナ禍で選択を余儀なくされて行く中で、和田さんがずっとモチベーションをキープしてくださっていたのがとてもありがたかったです。
和田さんがいなかったらここまで頑張れていないと思います。
一つ一つの事象に対して、見方を変えて前向きな提案をしてくれたり
やりたいことを諦めないで進められるようフォローしてくれたり、本当にありがとうございました。