開催時期:2023年 春シーズン
場所:愛知県名古屋市
会場: ホテル
ゲストの人数:100〜150人
参考金額:350〜400万
令和5年5月5日
いち枚の写真を選ぶことに
ひと言のメッセージを贈ることに
心を砕いて向き合い続けたふたりの
アート&エンターテインメントなウェディング



前日は新郎の地元の三重で神前式を執り行い
その翌日に名古屋での披露宴をしたお2人
1つ1つの進行に・アイテムに、意味をたくさん込めて準備をしてきました





朝、ブライズルームで花束を束ねる新郎様

親御様への記念品に何を贈ろうか?一般的な選択肢から選ぶのはしっくりこない、自分たちがこの結婚式の場で贈るのにふさわしいものはなんだろう?

真剣に悩んだ末に辿り着いたのは、花束でした

新郎の実家は園芸店をしていて、家族みんなお花を扱うのは日常的なこと
だから花を贈るのは違うかなとはじめは選択肢からはずしていた

でも、だからこそ、花を贈ったことっていままでないのでは?
新郎自身の手で束ねたお花を渡すことって、むしろ日常とは真逆で特別なことなのでは?
そう気付いたとき、すぐに心が決まったのでした




親御様への贈り物に想いを込めたのは、もちろん新婦からも同じでした

誰かが集まる場やイベント事があったとき
自然とカメラを持つ役割になるのは新婦のお人柄
やがて"我が家の記録係"は、新婦家だけでなく新郎家でも当たり前の光景になりました

新婦の手で撮影された両家のそれぞれの集合写真を額に入れて贈る
それとともに、自分たちの結婚式中だって"我が家の記録係"魂は忘れずに新婦自ら家族写真の撮影もしました






お2人が大事にしたことは「言葉で感謝を伝えること」
そしてそれと同時に
「ゲスト1人1人に言葉以外の部分でも感じてもらうこと」

ロビーに設置したシンボルツリーには、
ゲスト自身にとっての大切な誰かを思い浮かべてメッセージを書いて吊ってもらいます
それには名前を書かないでよくて、新郎新婦宛でなくてもよくて、
”誰かにとって大切な思い”が集まることがこのウェディングでのシンボルにふさわしいという考えから


また受付で皆様に配った一輪の花は、はじめはゲストテーブルを彩り、
披露宴の途中で皆様の手で高砂に掛けてもらうことで大きな1つのアートのようになります
そしてお見送りの際には、その一輪の花をプチギフトとして皆様にお渡しします
お2人からの「それを、あなたにとって大切な人にプレゼントしてあげてください」という言葉とともに

結婚式で誰かが手に取って祝福の場を彩ったお花が、巡り巡ってゲストにとって大切な誰かの元に届くように…
そんな感謝の輪が広がることを願ってのお2人からのギフト






そしてお2人のウェディングを象徴するようなこの写真、
これ、親族集合写真です


写真家浅田政志さんの提案で実現した集合写真は
令和5年5月5日のウェディングにちなんで "ご" なアイテムに囲まれての撮影

事前に「家から"ご"にまつわるものを持ってきてください」と親族に伝えて持ち寄っていただきました
この写真はもちろん、撮影のときのその場の雰囲気がとてもあたたかくて、
新郎新婦を祝おう、盛り上げよう、という気持ちがわぁって集まっているのが見えるようでした

浅田さんの前では不思議と、普段より表情が弾けたり、普段しないポーズをしちゃったりするんです
でもこれが2人にとっての、そして両家にとっての本当の"らしさ"なんだなぁ
と感じた温かな時間でした



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このレポートのプランナー
お2人の想いに深くシンクロして世界観を創造する、エモーショナルなウェディング
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crossV Wedding

和田 翔太郎

ウェディングプランナー歴 13年
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和田さんのウェディングレポート