本来は親族も友人も呼んでの挙式披露宴をする予定だったお2人、
コロナ禍で挙式だけでもしようか、リモートでの結婚式をしようか、悩んだ末に一番大事にしたかったこと、
それは大切に育ててくれた家族に直接、晴れ姿を見せて感謝を伝えること。
新婦の親御様は海外にお住まいのため、海外から安心して招待できるときにしようと決断されました。
”結婚式”という儀式は家族の前ですると決めたものの、
結婚の節目は大切にしたいし、写真に残して元気な姿を報告したい。
慣れ親しんだ京都をめぐる撮影と、2人のこれからの誓いを立てる”結婚指針書”をつくるウェディング
新婦のお母様の一番好きなお花であるかすみ草、
いまでは新婦自身にとっても好きな花となったかすみ草のブーケを持っての撮影をしました。
「例え距離は離れていても、心は近くで繋がっている」
そんな気持ちを写真に込めて。
それぞれ違った生き方をしてきた2人が1つの家族になること、
上手く言葉にするのは難しいけど、”家族”を大切にするという気持ちは2人の中で強く結びついていました。
愛する猫ちゃんと過ごす時間は、いまの2人にとって一番”家族”らしい時間、
そのありのままを写真に残す自宅撮影。
挙式はしないながら、節目をつくるため、ご提案させていただいた結婚指針書~OCTVOWS~
お2人のこれまでとこれからのことを、改めて向き合って話し合って、8つの誓いを文字に起こして1つにします。
1つは自分たちの未来へ
1つは周りにいる大切な人へ
そしてお互いへの誓いを3つずつ
ゆっくりとリラックスできる自宅のダイニングテーブルで、
お互いの生まれてからの話、出会ってからの話、2人の共通点や違うところ、未来への想像、
普段は話しにくいことも少しずつ自然と言葉にできるようになってきます。
そこへは基本干渉はせず行き詰まりそうなときに少し視点を変えるアドバイスをするのみ。
それぞれが大切に想っている家族観が1つになっていき、
お2人の間に繋がる家族の絆が、まるで目に見えてくるかのような時間になりました。