開催時期:2022年 夏シーズン
場所:千葉県
会場: 非公開
ゲストの人数:70〜100人
参考金額:400〜450万
キッカケは「タンデムします?」の一言
タンデム:Tandemとは、バイクでの2人乗りを表す言葉
バイク好きの2人はすぐに意気投合されました

バイクでのタンデムは2人の息が合っていないと危険だったり、疲れやすくて長距離移動するのは難しいそう
それでも初のツーリング中に、もう次のバイクでの行き先を決める程に仲が深まりました

一度決めたら前だけを見て突き進む新郎と、その後ろをしっかり支えて一緒に走る新婦、タンデムのかたちは恋人から夫婦へと変わり、そして愛娘が生まれたことで、父と母という関係性へと移っていく
それでもずっと、2人同じ道を寄り添って進んでいくことに変わりはない
いまはまだ少し不器用かもしれないけど、楽しいことも大変なことも 人生という長い道のりをこれからずっと、自分たちらしくタンデムライドのように互いを思いやって息ピッタリに進んでいこう
そんな2人を支えてくれた家族や友人に、感謝を伝えたいし楽しんでほしい 少し大人になった自分たちの姿を見て安心してほしい

そんな想いを込めてウェディングコンセプトは【Tandem Life】に決めました



【バイク入場は絶対に欠かせないシーン】
バイク入場は絶対にしたい!とはいえ、招待人数も多く遠方からのゲストがいらしたり、格式も大事にしたいことからホテルウェディングが有力でした
ただなかなか適した会場は簡単には見つからず…
多くの会場を検討した末、披露宴会場にバイクを運び入れてステージからカーテンオープンで入場をさせていただけると、
過去にバイクを搬入した前例がなかったにも関わらず快くOKしてくれたホテルさんには感謝の気持ちでいっぱいです

それでもやっぱり、バイクで走って入場するのが夢だった…
そんなお2人にご提案したのはオープニングムービーにこだわること

ビデオグラファーさんと相談して、
お2人の思い出の地を巡って会場まで走り抜けてくるような映像の臨場感そのままに入場、
さらには音声にバイクのエンジン音も取り込んで、映像のラストシーンでまさにいま到着したかのようなカットから入場に繋ぐご提案をしました
まさかホテルの披露宴会場でバイクで登場できるとは思わないゲストの皆さま、
当日、ご入場の瞬間は大歓声で盛り上がりました




【新郎 決意のピアノサプライズ】
もうひとつのキーワードがピアノ
音大卒で作曲ができる新郎、現在はピアノ販売の仕事をしており、お2人にとっても大事なアイテム
演奏をしてほしい新婦の思いとは裏腹に、「演奏の舞台には長らく立っていない」と、初めはピアノ演奏は友人に任せて新郎自身は断固しないと仰っていました

しかし、打合せをする中であるとき、
新郎と1対1で話していたときに"新婦との幸せな未来を描いて作曲した曲”があるという話を聞きました
「その曲、結婚式で弾きましょう」次の瞬間にはそう伝えていました
「それも、サプライズで」
一度、新郎の演奏はしないと断言している、そして友人によるピアノ演奏はもう約束している、
だったらその後に突然、新郎が席を立って弾き始めたら…、新婦はきっと喜ぶと思います!

いつも支えてくれる新婦のために、言葉では言い表しづらい想いを込めて




【こだわりのバイク&車アイテム】
渾身の手作りグッズは新婦を中心に制作した力作!
エスコートカードは高速道路の標識に見立ててミニカーと一緒にセット
テーブルナンバーは国道標識、しかも各グループゆかりのある道をチョイスするこだわり
ゲストテーブル上には花びらと一緒にナンバープレートカードで装飾
ウェディングツリーもバイクのデザインに3人のシルエットを入れて


お2人と娘ちゃんの歩む”道”には
これまでもこれからも大切な友人家族と笑顔にあふれていることでしょう!
wedding-report
このレポートのプランナー
お2人の想いに深くシンクロして世界観を創造する、エモーショナルなウェディング
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crossV Wedding

和田 翔太郎

ウェディングプランナー歴 12年
ウェディングプランナー歴 12年