[アメリカへの移住と愛するワンちゃんたちとのひととき]
新郎様のお仕事の兼ね合いにてアメリカ本国へと移住を決意。
お世話になったファミリー、学生時代からの親友達、沢山の人達と沖縄での最後のひと時を過ごす中で、愛するワンちゃんたちとのお別れも近づいていました。
そこでご提案したウェディングコンセプトは「History」
人間もワンちゃんたちも、同じ生命を持つ中で、ご縁あり出逢えたこと。
ご縁ありウェディング会場でみんな一緒になれたこと。
ウェディングを終えて数年時が流れた時に初めてあの日(ウェディング当日が過去形)となり、想い出を振り返ることになります。
ウェディング当日はみんなの関係性や出逢いを思い出せるようなコーディネートを心がけました。
[ご提案したデザインとコーディネート]
アメリカご出身の新郎様、手慣れたパーティ文化への想い。
新郎新婦様からのリクエストは日本で基本となっている演出や進行は控えてほしい、
私たちらしいウェディングをゲストみんなにも楽しんでもらいたいので、
一緒に素晴らしいウェディングを創っていきたい、そういった願いがありました。
(ご提案したプランニング内容)
①新郎家・新婦家、それぞれの関係性が一目でわかるウェルカム相関図ボード
亡くなった先代のワンちゃんのお写真も飾り、ファミリーのルーツを知っていただきました。
②ジャズ生演奏の中でのウェルカムタイム
③サングラスをゲストもスタッフも着用し、交流を深める。
④DJを新郎弟様が担当、クラブミュージックに体を揺らし風を浴びる
⑤パーティ終了時、仲の良い友人、ファミリー、担当プロデューサーでプールダイブ
最高にドキドキしましたし、あがる水飛沫、塩素ナトリウムの香りが漂う中、みんなで幸せを願いハイタッチを交わしたシーンを忘れることはありません。
まだ、陽の残る時間から夜にかけてのウェディング会場ではご家族も、ご友人も、ワンちゃんも、スタッフも、みんなで楽しむシーンが続きました。
ウェディング終了後、アメリカへと渡り、新生活を過ごす新婦様よりご連絡をいただき、あの日の感想を改めて伺いました。
「やり残しはなにもない」
そうおっしゃっていただけたことはプロデューサーとして最高の褒め言葉でしたし、
ご一緒できたことを生涯忘れることはないでしょう。