桃色の美しい桜が澄んだ空に映える季節、忘れられないほど温かい結婚式が行われました。
おふたりがチョイスしたのは、親族だけで行うアットホームな結婚式。
その日はどこよりも温かくて、穏やかな優しい時間が流れていました。
♢結婚式当日
式が行われたのは、筑波山のふもとにある素敵な古民家旧こばやし邸。
この日はちょうど桜が満開で、どこを見渡しても息をのむような美しい景色が広がっていました。
会場はおふたりがゲストを思う気持ちで溢れ、アットホームで心温まる雰囲気でした。
習字を書いたり、みんなでぺったんぺったんとお餅つきをしたりと、新郎新婦の登場まで自由な時間を過ごすゲストの皆さん。
みんなで楽しい時間を過ごしている様子は、まるでお正月にみる光景のようで「おばあちゃん家に集まっている親族」そのもの。
この時ついたお餅はすぐにこねて、もちもちの出来立てをみんなに楽しんでもらいました。
♢式のはじまり
ゲストが思い思いに過ごしていると、晴れ姿の新郎新婦が登場。
おふたりが可愛らしいはんぺんを着て登場すると、会場全体が笑顔でいっぱいになりました。
そして、ご両親からは人形劇や生演奏のパフォーマンスが!
心温まるパフォーマンスを目にし、私も思わず感銘を受けました。
筑波の町並みが見渡せる満開の桜の木の下で執り行われる挙式。
まるで、ひらひらと舞い落ちる桜の花びらがおふたりの誓いを祝福しているかのようでした。
その光景は、ゲストにとっても思い出に残る神秘的な瞬間だったと思います。
そして、おふたりのこだわりが光っていた場面がありました。
それは披露宴に出席してくれたゲストへのお礼として贈られる「引き出物」。
なんとゲストの皆さんが、ひとりひとり好きな引き出物を選べたのです!
そして、みんなで一斉にオープンするサプライズまで……!
一斉に包みを開けた瞬間、ゲストからは思わず笑顔が溢れてきました。
あの時の皆さんのとっても嬉しそうな笑顔が忘れられません。
♢結婚式を終えて
温かいおもてなしと、随所に散りばめられたおふたりらしいアイデア。
そして、家族の温かさがぎゅっと詰まった最高の瞬間の数々。
旧こばやし邸の美しい桜に囲まれ、多くの祝福で溢れた空間は、私にとってもとても美しく忘れられない一日となりました。
おふたりとこの日を迎えられたこと、心から嬉しく思います。
私を見つけてくれて、任せてくれて、本当に本当にありがとうございました。