自然が大好きな新郎新婦。
また、おふたりの地元は湘南エリア。
生まれ育った湘南で、自然と大切な人たちに囲まれた結婚式となりました。
でも実はそこに辿り着くまでに、大変な道のりと苦悩の選択がありました。
◇はじまり
おふたりと出会ったのは2020年初頭。
世間はまだ今年予定のイベントごとに盛り上がってる時期。
その頃はおふたりたっての願いで、
・ハワイで挙式&フォトツアー
・帰国後にウェディングパーティ
を行う予定でした。
しかし、コロナウイルスの世界的パンデミック、4月からの緊急事態宣言により、それらは全て白紙に。
出来れば予定通り挙げたかった。
全てが楽しみだった。
それでも、当時はハワイに行くことすらできなかったので、自分たちが生まれ育った湘南でのレストランウェディングへの方針転換を決めました。
レストランウェディングといえど、準備はコロナ禍の中進めなくてはならず、
感染防止対策も当時は何もわからず手探りでしたが、可能な限りを尽くしていました。
◇挙式当日
迎えた当日。
会場は神奈川県唯一の酒蔵が運営するイタリアンレストラン。
おふたりにとって本当に大切な方々を招いての結婚式。
ふたつの家族がひとつになれるようにと願い、大きなリースを作り、ゲストに承認をいただくセレモニー。
結婚証明書は生地から選んだほどのこだわり。
挙式のシンボルツリーであるメタセコイヤの樹をモチーフにウェディングツリーを作成し、ゲストの皆様に承認のスタンプをいただきました。
ウェルカムパーティではクラフトビールやピンチョスで盛り上がる中、新婦がヘアスタイルを変えるというサプライズ。
披露宴では新郎がサプライズでムービー用意。内容は、新郎家族によるバンド演奏にボーカルは新郎。
これには会場大盛り上がり。
そして、最後には何枚にも綴られた新婦からの手紙では涙が溢れんばかり。
自分たちがこうしたいという思いよりも、
ゲストに感謝を伝えるために全力を尽くしたふたりにとって、当日はゲストの言葉ひとつひとつがとても暖かく、思いやりにあふれていました。
コロナだから諦めた。ではなく、
新しいふたりの形を作り上げられた、そんな結婚式でした。