開催時期:夏シーズン
場所:北海道虻田郡
会場:北海道ニセコ 風の谷のキャンプ場
ゲストの人数:70〜100人
参考金額:非公開
北海道のニセコ町で、自然栽培の農家を営むおふたり。
さわやかな風が吹く7月初旬。
会場は羊蹄山を望む森林に囲まれたニセコのキャンプ場。



自分たちが作った野菜と、北海道の豊かな大地に育まれた仲間の食材をふんだんに使った食事でおもてなしをしたいと。

おふたりが当日の朝収穫してきた野菜はもちろん、北海道の恵みを堪能できるダイナミックな料理の数々。
友人によるライブ演奏、そしてゲストみんなでやった味噌仕込み。




おふたりの農園の名前は「LaLaLa Farm」。
美味しいもの食べて、みんなの笑顔が隣の人を通して世界中に広がっていく。思わず「ラララ」と口ずさむ、陽気で楽しい時間になることを想像しながら、コンテンツを作り、準備をすすめていきました。

藁を敷きつめたバージンロード。
シンボルツリーのもとで行った人前式。
よしひろさんとみなみさん、それぞれがパートナーに向けて「こんな風に生きていきたい」、「いま相手に思うこと」という想いを手紙にして、互いに贈り合った。



どんな未来を生きていきたいのか。
自分の中にある想いを、何度も探しながら、言葉を紡ぎだしたみなみさん。

「自分自身が豊かなだなぁと感じる暮らしをすること、そして自分が幸せだと感じる選択をすること
その選択が、誰かと幸せを分かち合う最短の近道で、平和への近道だということ
そして、よっちゃんと出会えたことで、思い描いた未来は実現すると実感しました」

微生物と発酵の仕組みに魅了されたよしひろさんは、
笑いも交えながら、真理のような聞く人の心に響く言葉。

「自分のために生きることはあなたのために生きること
あなたのために生きることは自分のために生きること
あなたが嬉しいとわたしも嬉しい
あなたが悲しいとわたしも悲しい
つまり、私はあなた あなたは私
そんな一体感を持ってお互いを思いやって生きていきたいです」



生産者も、シェフも、パン屋も、会場のお花も、司会者も、カメラマンも、音響やヘアメイクやウェルカムボードまで、この結婚式に携わった人は、おふたりの地元の仲間や友人たち。得意なことを持ち寄って、できないことは助けてもらって。

料理の音も、土のにおいも、祝福の言葉も、空の色も。
そのすべてが、これからを生きる道を切り拓き、あの日見た景色がふたりの人生を支え続けていくものになって欲しい。
そう願って作った結婚式。



おふたりの生き方そのもので、生きてきた証でした。
暮らしと仕事はつながっていて、結婚式は特別の日のゴールではなく、これまでと、これからをつなぐポイントなんだと改めて感じました。

おふたりと、ご一緒にパーティをつくってくださった皆様に
心からの感謝気持ちでいっぱいです。


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このレポートのプランナー
これからはじまるふたりの物語 描いた未来へと踏み出す日に
これからはじまるふたりの物語 描いた未来へと踏み出す日に
Revolvo Wedding

原田 大二郎

ウェディングプランナー歴 7年
ウェディングプランナー歴 7年