『ありのままの姿で』
熊本地震発生後の復興ボランティアで出会われたおふたり
復興ボランティアで熊本へ来られて土地や人に魅入られ移住し
初めての農業をスタート
地域の方々に教えてもらいながらサツマイモを育て出荷されています。
地震で倒壊し修復中の阿蘇神社で挙式をご希望されました。
阿蘇神社へ出向き、神職のかたに挙式のころの想定される工事の状況や
注意点などを伺いにいったり、お支度とご家族での会食をされる旅館様から
の動線をカメラマンとシュミレーションをしました。
お二人が挙式を挙げられるころには改修中の楼門が見えるかもしれないとの
お話でしたが足場解体の時期と重なり、THE工事現場のようになってしまいました。
しかし、これも現実!こんなことは二度とない!
工事現場と化した阿蘇神社をバックに集合写真を撮りましょうとご提案しました。
お二人も『私たちが出会ったのは熊本地震です。その証にもなりますね』と
快諾くださいました。
当日はお支度を済ませ、旅館から女将さんの先導で阿蘇神社門前町を花嫁行列で神社へ向かいます。
初デートのカフェの前で写真を撮ったり、観光客の方々に『おめでとう』と声をかけて
いただきました。
工事中のため、普段通ることのできない本殿の裏側を通って進みました。
拝殿の工事はすでに終わっており、新しくなった拝殿は明るく、木の香りに包まれていました。
無事挙式を終えて出てこられたお二人は緊張が解けていい顔でした。
ご家族の皆様と折り鶴シャワーでお祝いをし、THE工事現場をバックに集合写真を
撮り、ご会食へ向かわれました。