開催時期:2023年 秋シーズン
場所:石川県輪島市
ゲストの人数:10人以下
参考金額:50〜100万
アメリカ在住のカップルより「日本のどこか、自然豊かな場所で小さな結婚式を挙げたい」とご相談いただきました。

時期もエリアも自由に決められる最初の打ち合わせでは、ふたりの好きなことや大切にされたいポイントをお伺いし、日本各地さまざまなロケーションを提案させていただきました。

建築家の新婦様が日本の茅葺き屋根や、伝統的な日本家屋の風景に惹かれていたこともあり、紅葉の時期に白川郷でふたりだけのフォトウェディングをしよう!という案もありましたが、お二人が選ばれたのは観光地から離れたのどかな石川県の里山での滞在型のウェディング。

ゆったりと過ごせる日本の風情あふれるロケーションに、親しい友人や家族を招いて、3日間にわたるアットホームなウェディングプランを計画しました。

ゲストには動きやすい服装をお願いし、結婚式当日はテーマカラーのベイビーブルーのドレスコードを設定しました。初めて日本を訪れるゲストへのギフトには、うちわと手拭いを用意して、おふたりの思い出に残るアイテムとして、石川県の陶芸作家さんに依頼し、ハンドメイドのピアスとラペルピンをデザインしてもらいました。

🌾Day1(前日)
ゲスト全員石川県輪島市に集合!
地域のおばあちゃんの畑で、翌日のディナーで使う野菜を収穫させてもらいました。
その後、地元のイタリアンレストランでリハーサルディナー。
地元食材をふんだんに使ったフルコースでゲスト同士の交流を深めました。

🌾Day2(挙式当日)
バスを貸し切って能登エリア観光しながらフォトシューティング!
神社や灯台での記念撮影を楽しみながら、クライマックスは千枚田でのサンセット挙式。新郎の弟さんが司式を担当し、親しい人々の前で誓いを交わす時間はとってもとっても温かく、胸がぎゅっとなって涙が止まりませんでした。オンラインでのライブ配信も行い、海外の友人たちにも挙式の様子を届けました。


挙式後は、地元の旬の食材を使ったディナーパーティー。自然の音を感じながら、古民家での一夜を楽しみました。


🌾Day3(翌日)
最終日は、釜戸での餅つき体験。
地元のおばあちゃんと一緒に餅をつき、ご近所の方にお裾分け♡

おふたりもゲストも肩の力を抜いて楽しめる、自然体の結婚式を提案しています。
石川県の里山での3日間のウェディングは、現代の忙しさから離れ、心の赴くままに大切な人たちと過ごす贅沢な時間でした。
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担当のフリープランナー
Ethical Living Weddings

西川 衣摘

ウェディングプランナー歴 12年