安藤さんは「結婚式の固定概念を壊して、本来の自分たちの『やりたいこと』を一緒に探してくれる」方です。
私たちは、既存の結婚式のスタイルに、目的と実際のプロセスに隔たりを感じ、疑問を持っていました。
新郎・新婦に招待されてゲストは来るものの、ほとんど話はできず。
「結婚式って、誰が誰のために何のために行うんだっけ?」 でも「どんな風に実現したらよいかわからない」「そんな無茶苦茶なことをしたら、費用がかかるんじゃないの?」
「思い」はなんとなくあるものの「不安」でいっぱいのスタートだったと思います。
そんな一見メンドクサイと思うであろう私たちに対して、結婚式の歴史や海外の事例のレクチャーも含めて、「本来の自分たちの『やりたいこと』を一緒に探してくれた」のが、安藤さんでした。
「それぞれのゲストをきちんとおもてなししたい」という思いから、最終的になんと「3回」に分けて会を開催することになりました。
更に「それぞれの親族の出身や思い出に分けてテーブルブーケを用意したい」といったことや、「BBQで燻製やかき氷、ビールサーバーを自分たちで皆に提供したい」 「会場ではなく自分たちで手配するから、オリジナリティを出しつつ、コストを下げられないか」といった無茶なわがままも。
それでも、安藤さんはポジティブで、ノーとは言わず、例え会場の運営上できないことでもどうしたら実現できるか一緒に考え、代替案も用意してたりと、いつも真剣に向き合ってくれました。
そのエネルギーが他の会場のスタッフの方々にも伝播していて、まるでみんなで「文化祭」を作り上げているような感じでした。
終わった後に式の社員さん、BBQ会場のスタッフさん、司会さんやカメラマンさん等も含め、記念写真を何枚も撮ってしまうほど。
みんな「にこにこ」でした。
結果、きちんとゲストと十分に話す時間も取れ、もてなすことができました。
「自分たちが何を大事にして生きて来たか、そしてこれからどう生きていくか」を準備から当日を通して、認識することができたと思います。 結婚式は、人生で一番スポットライトが当たる日。
だからこそ、雑誌などのメディアにはない「自分たちらしい式」をしたい、そう思うのは「当たり前」なんじゃないでしょうか。
今後、安藤さんに関わった、たくさんの新郎新婦さんとご家族・ご友人が「人生のスポットライト」を自分たちらしい最高の笑顔で迎えてほしいと、切に思います。