東京にお住まいのおふたり。
「家族だけで、小さくてもあたたかい結婚式をしたい」
とご相談をいただきました。
新郎新婦それぞれのふるさとは、富山県と石川県。
おふたりが大切にされたいポイントは
- ご家族が集まりやすい場所での開催
- 北陸のおいしい食を楽しんでもらうこと
そこで、歴史ある街・金沢の中でも、
趣と華やかさをあわせもつ料理旅館での食事会を選ばれました。
「年末年始にみんなが集まるタイミングで結婚式を挙げたい」
と、1月初旬の時期を選ばれたおふたり。
当初は、芸妓さんの舞や鏡開きなど、お正月らしい演出も検討されましたが、
最終的におふたりが選んだのは、家族の絆を深めるちいさなセレモニーでした。
花嫁のお姉さまが司会を担当され、
ご両家のお母さまが、思いのこもった門出の言葉を贈るなど、
短い時間の中にも、温かい気持ちがあふれるひとときとなりました。
【結婚式のポイント】
1. 家族のことをよく知れる時間をつくりたい
新婦さま手作りのプロフィールブックには、ご家族のミニ情報が掲載され、
ひとりひとりの個性が伝わるアイテムに。会話のきっかけにもなりました。
また、お食事中には自己紹介形式でのご親族紹介も。
お互いの共通点が見つかり、笑顔あふれる時間となりました。
2. ウエディングケーキは欲しいけれど、入刀やファーストバイトはしない形に
真っ白なウエディングケーキにお花を飾る演出を採用。
姪っ子さんたちも仕上げに加わり、華やかに完成しました。
3. みんながひとつになれる余興をしたい
全員参加型のビンゴゲームを開催!
賞品には、新郎新婦がセレクトした東京土産をご用意し、大盛り上がりでした。
新婦さまが作られたプロフィールムービーの上映時には、
ご家族がスクリーンの前に集まり、顔を寄せ合いながら「かわいい」「なつかしい」と思い出を振り返る姿が。
ゲストの人数に関わらず、大切な方々と一緒に食べて、飲んで、笑って過ごすこと。
その時間こそがなによりのおもてなしになると感じた日でした。