開催時期:2021年 秋シーズン
場所:東京都千代田区
会場:東京駅
ゲストの人数:10人以下
参考金額:非公開
2021年、コロナ禍のこのご時世。結婚式は相次ぎ延期となり、結婚したけれど、結婚した感覚がない方も少なくないかと思います。
同じようにそんな思いを持たれた新郎新婦のお手伝いをさせていただきました。

◇コロナ禍でのご相談

新郎新婦にご相談いただいたのはコロナ真っ只中の2021年3月でした。
「結婚したけれど、実感が湧いておらず、どうしたらいいかわからない。」
もともとリゾート婚をしたかったが未だ海外渡航は厳しそうで、また今予定を組んだとしても延期するのではないかという気持ちで動き出せずにいるようでした。
そこで色々と話した結果、親御様にも来ていただいて、まずは写真を撮りましょうとなりました。

おふたりのご要望としては
・和装で撮りたい
・わんこと一緒に撮りたい
・親に晴れ姿を見せたい

3月に連絡をもらって4月下旬での撮影というスピードでしたが、順調に当日を迎えられました。


◇撮影当日

14時支度開始、16時半支度完了。
髪飾りにはお祖母様手作りのものを使用しました。
両家のお母様に仕上がりの頃、支度部屋に入っていただいたのですが、
新婦の仕上がりを見て、お母様が涙ぐむのを見て、グッとくるものがありました。

支度完了後、スタジオにて撮影開始。
家族写真も撮影しました。
スタジオ撮影完了後、東京駅の方へ移動。
定番の東京駅前や有名な和田蔵門にて撮影。
ロケーションフォトではご家族がいらっしゃることは少ないですが、
家族に結婚の姿を見せられるとてもいい機会になりました。

和装というとお花を用意することは少ないですが、
今回はブーケを用意させていただきました。
ブーケを持つ瞬間というのは思っているよりも少なく、結婚した実感を持って欲しかったという意図で用意いたしました。



◇カメラマン

今回、カメラマンはサスケさんにお願いしまして、
サスケさんがご好意で今日のハイライトの写真を何枚かすぐにレタッチしてお送りくださいました。
それもとても喜んでくださっていました。


今、結婚の節目を感じられるように
結婚式をしづらい今、フォトウェディングというのは写真を撮るだけではなく、
大切な時間になるんだなと今回感じました。
仕上がりを見たお母様の表情、ブーケに込められた意味。
結婚式の感覚を十分に感じていただけたと思います。
また、その瞬間を逃さずに自然な表情を捉えるためにもカメラマンは大事だなとも思いました。

このおふたりの結婚式ができることを楽しみにしています。

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このレポートのプランナー
結婚式は、プランナーから選ぶ時代へ
結婚式は、プランナーから選ぶ時代へ
株式会社ITONARI

伊藤 涼菜

ウェディングプランナー歴 11年
ウェディングプランナー歴 11年